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西野嘉高のイタリア紀行 2010年 〜帰国編〜 [イタリア紀行2010]

2010年1月8日(金)


いよいよ帰国の日。今回の渡伊は、11月にふと思い付いたことから始まったわけですが、航空券の確保は12月に入ってからですし‥今から考えれば、ひとりでの渡伊‥なかなか無謀だったのかもしれませんが、基本的に時間にシビアな性格で、団体行動のできない性分ですので、やっぱりひとり旅でよかったな‥と。まぁ、いつか、両親や元カノ、藍ちゃんも連れてきてあげたい‥と思うのは、治安が悪くなかったから‥かもしれません。

さて、6時には起床し、7時には中央市場へ‥生産者へ渡したお土産の分、スーツケースが空いてましたからね。狙いは、やっぱりチーズです。ほんと、イタリアで食べるチーズは、めっちゃ美味しい。ワインは、イタリアで飲んでも、日本で飲んでも‥なのですが、チーズは違うんだなぁ。

中央市場で、ペコリーノを味見して二種類ほど購入し、ホテルに帰ってパッキング。いよいよチェックアウトですね。このフィレンツェのホテルは、安くて快適だったな‥。

さて、スーツケースをゴロゴロしながら、フィレンツェの街との別れを惜しみつつ‥SITAのバス停に向います。タクシーで空港まで‥とも思ったんですが、バスで十分よねぇ。


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30分もかからない内にフィレンツェの空港に到着しました。


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空港では、まずは免税手続きをば‥。グッチでは450€使ったのですが、59€帰ってくるそうです。


フィレンツェの空港には、こんなものがございました。


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確か2.5€で、スーツケースをビニールでぐるぐる巻きにしてもらえます。これは、機内でスーツケースが不意に開いてしまうのを防ぐというよりも、スーツケースを勝手に開ける物取り防止なんだと重います。こんなものにコストをかけるのであれば‥バカらしいですね。


ちょっと腹ごしらえ。


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たこ焼き、売ってないかなぁ‥^^;


まずはローマまで国内線です。


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こんな感じの「ビートルズ乗り(降り)」は初めてでした。


ローマの空港内には‥


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フレスコバルディのワインバー。


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メニューはクリックすると拡大表示されます。


もちろん、飲みません。


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パスポートコントロールが長蛇の列‥小一時間もかかりました。


たいして現金は持ってなかったのですが、使ってしまおうと‥ゲートの近くで‥


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寿司発見!


フィレンツェのシンガポール人のことを思い出しながら‥


ハイネケンと、この寿司で‥


23ユーロ‥


うっそ〜ん!


手持ち15ユーロしか持ってなかったので、ここでカードを切るとは‥^^;


しかも、劇的に不味かった。


やっぱり寿司は日本で喰わんといかんな‥


いや、日本食は海外では無理だ‥


ならば中華を喰うべき‥を実感。


さて、ローマから関空までまたもや約12時間の旅です。


行きと違って、アリタリアのスタッフはフレンドリーで、極力、日本語でサービスしようという努力
か伺えました。


ご飯です。

日本食か?イタリアンか?

日本食。


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チキン丼と書いてありました。まぁごはんは、そりゃぁ美味しくないが、白飯の味はするので満足。チキンは照り焼きみたいな感じですね。サーモンは、軽くスモークされてまして、麺は、のびのびでしたが、おつゆが悪くなかった記憶。


半分寝ては、半分ビデオ見てる感じかな‥。


到着前のおやつ‥。


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デニッシュが割と美味しかったです。


そんなこんなで関空に到着。

無事帰国となりました。


だらだら‥と振り返ってみましたが‥肝心な話はメルマガですよ。


ということで‥西野嘉高のイタリア紀行‥2010年は終了です。

来年も行けると‥いいな。




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西野嘉高のイタリア紀行 2010年 〜テヌータ・ディ・トリノーロ編 - 番外〜 [イタリア紀行2010]

2010年1月7日(木)


当の本人であるフランケッティ氏が居なかった‥ことを除けば、とても充実したテヌータ・ディ・トリノーロの訪問を終え、フィレンツェに帰ります。これまでの三社は自力でカタコトの英語でのコミュニケーションでしたが、さすがイタリア語が堪能なH氏との同行は違いますね。またH氏のお話もメルマガでさせていただきますが、男前なだけでなく、ほんと真っ直ぐないい方なんです。

んで‥ワイン業界のことを含め様々なお話をしながらフィレンツェに向います。すっかり暗くなってしまいました。高速はなかなかスムーズな流れ‥日本と違い、やや斜線が狭いので、慣れないと大変だなぁ‥なんて思いましたら‥。

H氏が、バックミラーを見ながら‥


「なんや?なんや‥なんや!」(H氏、京都人ですので関西弁です)


一瞬、ボルボの車体がフラっとした瞬間‥


ズドン!


うっそ〜ん!


俗に言う‥オカマを掘られました‥。



右へのウインカーを出しっ放しにして、路肩へとゆっくりと誘導します‥。



その時!



急に加速し逃走するミニ!



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「逃げよったー!」


時速は170キロ程度だったかと思いますが、それなりの衝撃でした。いくらボルボとはいえ、後部バンパーが凹んでいるのでは?とも思いますし、ボルボに追突したのはミニはどうなっているのやら‥。


西野嘉高を無事フィレンツェまで送り届ける使命感の元‥H氏は、無理に追跡することもありませんでした‥それから10分、15分ぐらい先にドライブインが見えましたので、ちょっと後部バンパーが凹んでないのか確認をしよう‥ということになりました。



西野嘉高「案外、ミニも前が凹んでないか確認してたりして‥」



ゆっくりとドライブインに入ります。


ミニを発見!


予想的中!


そろりと、ミニの後ろに迫ります。

右ハンドル?右側から白いジャンパーを着たドライバーが降りて、ミニの前方のバンパーを何やら確認し出しました!


「こ、コイツやー!」


大急ぎで、ミニの左側に車を付け‥


確保ーっ!


西野嘉高は証拠固めのため、鑑識係でございます。


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モザイクかけておりますが、後方のナンバープレートです。


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ミニのフロント。


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同様。


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同様。


幸い、ボルボの後部バンパーはキズも凹みもなく‥ミニの前方バンパーも無傷‥で、事なきを得ましたが‥

H氏は、コンコンと、逃げた白いジャンパーの男に説教したのでございました。

なんて、ハプニングもございましたが、フィレンツェに到着。

H氏とも、お別れです。


さて、最後の夜のフィレンツェ‥

この日からバーゲンも始まり、街には人がわんさか‥

そんなフィレンツェの雰囲気を楽しみつつ‥

何も喰わずに明日の帰国に向け就寝するのでありました。





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西野嘉高のイタリア紀行 2010年 〜テヌータ・ディ・トリノーロ編 - その5〜 [イタリア紀行2010]

2010年1月7日(木)


さて、テイスティングも終え、昼飯でございます。さらに丘を登った場所‥フランケッティ氏のお宅に移動します。


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素晴らしい眺め。


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まるでハイジになった気分。


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イタリアのインテリア雑誌も取材にくるほど、古き良きトスカーナのお家だそうです。


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用意されたお皿‥


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昨年だったか作り揃えたそうな、お馴染みの刻印がプリントされています。


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専属のおばちゃんがお料理を作ってくれました。


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このパスタ‥異次元です。西野嘉高の歴史の中で、一番のトマトソースです。


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これは、ヤバイ‥おかわり‥しまくってしまった。


あ、ちなみに‥テヌータ・ディ・トリノーロ、レ・クーポレを飲みながらですよ。


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肉キター!


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実は、イタリアってじゃがいも‥旨いですね。

トリノーロの自家製オイル(ドロドロ)をかけていただきました。

もちろん旨い。

別腹‥


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食後のコーヒー。


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お砂糖をいれるポットも同じデザインですよ



どうしてフランケッティ氏がいなかったのか‥


悔やまれます‥。


トリノーロでも相当、深い話ができました。(メルマガで‥)


本当は15時ぐらいにはトリノーロを出て、17時にはフィレンツェに戻る予定だったのですが、話が長くなりまして‥トリノーロを出たのが17時頃だったでしょうか‥。


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どの生産者も同じですが‥もう一度訪れようと思います。


さて‥イタリア最後の夜へ‥フィレンツェに戻りますよ!



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西野嘉高のイタリア紀行 2010年 〜テヌータ・ディ・トリノーロ編 - その4〜 [イタリア紀行2010]

2010年1月7日(木)


さて、テヌータ・ディ・トリノーロの醸造所、フランケッティ氏のプライベートストックなセラーを拝見した後は、醸造所のちょっと上にある(別棟)、テイスティングルームに移動します。


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中には、見慣れないワインが用意されていました。


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その手書きで何やら書いてあるラベルのワインは‥実は、パッソピッシャーロのクリュ別なんですね。樽熟成中のそれを瓶詰めして、こちら(トスカーナ)で状態を確かめる‥そんな感じです。


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左から標高が高い順にならんでいます。


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ノーマルのパッソピッシャーロをテイスティング後、これらのクリュを飲みました。詳しい話はメルマガで。


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テヌータ・ディ・トリノーロと、レ・クーポレはいずれも2007年。日本での現行ビンテージと同じですね。もちろん、テヌータは旨いです‥レ・クーポレと凝縮度が違いますが、大昔から言い続けていますが、テヌータを一本買うなら、レ・クーポレを四本買った方がいい…と思わせるレ・クーポレのコスパは素晴らしいものがあります。特に、この2007年はね。

また、メルマガでも触れるつもりですが、夢を壊すようで申し訳ないのですが、生産者のところで飲んでも、日本で(少なくとも弊社のセラーで管理されたもの)飲んでも味は同じですよ。

スキー場では女子が可愛く見える現象などちっともありません。まったく同じ。夢を壊すようですが、日本のお客様は恵まれてる‥とも言えます。

まぁ肝心の話はメルマガで‥ですね。


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晴れててよかった‥。

トリノーロの丘(山)から見渡せるところに、他の生産者の畑はありません。

さぁ、腹減ったなぁ‥昼飯、昼飯‥さらに丘の上にあるフィランケッティ氏のお宅で、昼飯です。



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西野嘉高のイタリア紀行 2010年 〜テヌータ・ディ・トリノーロ編 - その2〜 [イタリア紀行2010]

2010年1月7日(木)


ということで‥テヌータ・ディ・トリノーロの畑を見て回った後は、醸造の方を拝見に、最初に車を止めた醸造所に戻ってきました。


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はい、ここですよ。


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ちゃんと看板がありました。


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発酵用のステンレスタンク。これまでの生産者よりも小さく、数が多いのは、品種・区画ごとに発酵・醸造をしてるからなんですね。


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次の部屋は、暖かい‥。バリックの中でマロラクティック発酵中でした。


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これらのバリックが、2009年度のテヌータ・ディ・トリノーロの総数です。


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こんな温度です。


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何だったかな‥。(覚えとけよ‥)


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これはボトリングマシンですね。


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おーっと、トリノーロのオリーブオイル発見。自家消費用で、販売はされていません。


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セメントタンクの熟成層です。


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2008年のレ・クーポレですね。


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なんか小さなタンクですが‥ビアンコと書いてますが‥何か?

リリースされるかどうか知りませんが‥。


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セメントタンク(小さめ)に入ってる2008年のテヌータ・ディ・トリノーロもありました。


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右側の10数樽は、実験用の樽。

左奥の楕円形の樽など、様々な熟成方法を模索されているようです。


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ちなみに‥シチリアのパッソピッシャーロでは、この樽が主流だとか。


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フランケッティ氏の実験樽。

何が入ってるかは本人しか知らない。


で、実は、フランケッティ氏はあいにくいらっしゃらなかったんですよねぇ。会いたかったなぁ。

でも、ご本人のいない内に‥フランケッティ氏の個人的な熟成セラーに入ってしまいますよ!



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西野嘉高のイタリア紀行 2010年 〜テヌータ・ディ・トリノーロ編 - その1〜 [イタリア紀行2010]

2010年1月7日(木)


さて‥いよいよ明日は帰国…実質の最終日は、最後の生産者であるテヌータ・ディ・トリノーロの訪問です。これまでの三社は、西野嘉高自力での訪問でしたが、トリノーロの関しましては、フィレンツェに在住されている、日本人ワイン商であるH氏が連れて行ってくれることになりました。もちろん、H氏はトリノーロのエージェントでもあります。待ち合わせは、大和川アルノ川の近くに朝9時集合です。


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フィレンツェでの四日間‥この日は一番の天気でした。ずーっと雨でしたからね。


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なんだか朝焼けが綺麗だなぁ。

そうこうしている内にH氏と合流。H氏の愛車はボルボでした。

では、これから高速を飛ばして、一路サルテアーノへ‥二時間の旅です。



大きな地図で見る


今回は、シエナにもモンタルチーノにも、モンテプルチアーノにも行きませんでしたが、さらに南に位置します。サルテアーノではありますが、サルテアーノの街をさらに丘を、山を上がったり下がったり‥なんだかんだとやっぱり二時間ですね。


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トリノーロはこっち。


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門がありますが‥門の先に何も見えませんけどね。


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ピンポーン♪


門が開いてから数分でトリノーロのアジェンダに到着しました。


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ここで、広報のエレナ嬢とご挨拶をして、エレナ嬢の車で、畑を見学に行きます。

さて、このエレナ嬢‥H氏も初見というほどの新人さん‥まだトリノーロで勤め出してまだ半年ちょいぐらいでしょうか?そんなエレナ嬢の経歴を聞きますと、様々な生産者で働いてきた模様‥で、トリノーロの前は‥


エレナ嬢「テヌータ・セッテ・ポンティに居たのよ‥」

西野嘉高「えーっ!4日に行ってきたばっかりやん。」

エレナ嬢「あら、そうなの?」


まてよ‥実は、昨年はステファノは来日していないんですよね。毎年来てたのに‥

ここから回想シーン始まり。

西野嘉高 「あれ、今年はステファノ‥日本に来ないの?」

ステファノ「いやー実は、新しいスタッフが入ってねぇ。

      彼女が日本に行く予定だったんだが‥

      突然、辞めてしまってね‥。」

ここまで回想シーン。

これで繋がった!

西野嘉高「もちろん、セッテ・ポンティのステファノ・マッジーニ知ってるよね?」

エレナ嬢「もちろん!」

西野嘉高「なんか、去年、日本に行くはずやった女の子が急に辞めたとか言うてたで‥」

エレナ嬢「(テヘっとハニカミながら‥)それ私で〜す♪」

西野嘉高「お前かよっ!(早々、突っ込みどころ満載やわ‥。でも可愛いから許す。)」


さて‥畑を拝見に行きましょう。深い話はメルマガですよ。


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こちらは剪定後です。太い幹から一本だけでてますね。順次剪定を初めてました。


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こちらは剪定前。この樹の場合なら‥どれを残すのでしょうか?


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はい。これがチェザネーゼ・ダフィーレの畑です。

侵入を試みましたが、なぜかチェザネーゼ・ダフィーレの畑だけ‥入れなかった‥涙。


では‥畑を一通り拝見しましたので、醸造の方‥見てみましょうか。


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西野嘉高のイタリア紀行 2010年 〜フィレンツェ編 - その5〜 [イタリア紀行2010]

2010年1月6日(水)


3日、4日、5日、そして明日の7日は、一日一社の生産者訪問の予定が入っていますが、この6日は予定なし。イタリアでは1月6日は、Epifania(エピファーナ)と呼ばれる祭日です。5日の夜に、靴下を提げておくと、そこにお菓子やらを入れてくれる‥というクリスマス的な祭日だそうです。

まぁ生産者訪問がなくとも、毎朝7時には目が覚めまして‥ホテルで朝食を取り、毎朝恒例の散歩に出掛けます。この日も雨まじりなお天気‥終始天気が悪いですね‥雨男だったかな?

さて、この日は‥仕事もオフなわけですが、ある意味、生産者を訪問するよりも重要な任務が西野嘉高には課せられているわけです。

そう‥

オカンと元カノへの土産でございます。

まぁ6日〜8日までの三日間は、西野嘉高不在のままお店を開けてますしね。その間‥実店舗をオカン、元カノ、オヤジの三人で切り盛りしてもらうわけですから‥まぁオヤジは男ですから‥何もなくてもいいんですが‥

まぁオカンと元カノ‥女性陣は何かとウルサイですからね。

渡伊‥仕事やっちゅーてんのに‥やれプラダだの、やれグッチだの‥下調べ完璧なわけです。

ということで‥フィレンツェの郊外にあるアウトレットに朝から出掛けます。アウトレットまでの送迎ツアーなどもあるようですが、SITAのバス停から、ちゃんと(路線)バスが出ております。二階建てのバス‥定員が決まっているようですが、約50名の座席に、日本人は西野嘉高を入れて3名ほど‥欧米の方は、5名ほど‥あとは、中国の方と韓国の方ばかりです。もっと日本人は多いと思ってたんですけどね‥日本の皆さんは送迎バスとか使うのかもしれませんね。


The Mall
http://www.themall.it/


フィレンツェからアレッツォに向う途中‥レッチョという街の外れにございまして、フィレンツェからバスで1時間ですから、結構近いです。途中は、トスカーナの田園風景を見ながら‥あっという間でした。


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どんなブランドが入ってるのか?などは、公式サイトをご覧いただくとして、なぜかグッチの前には人だかりが出来ておりました。

ちなみに‥プラダのファクトリーアウトレットは、ここからまだ40分ほどのところにあるらしく‥まぁそこまでして土産を買う時間を使いたくもなかったので、ここで済ませます。

さて、開店時間となりまして‥西野嘉高はボッテガヴェネタに入りました。元カノに頼まれているイントレチャートのバッグを探しますが、やはりアウトレットですからね‥人気の型や色はないようです。で、とりあえずグッチへ‥。グッチに入りますと、財布とキーケースのコーナーは、先程まで並んでた、中国と韓国の方が殺到しております。

フィレンツェの通常のショップが、日本のショップとどれだけの価格差があるのかは存じませんが、さすがにアウトレットというだけあり、安いですね。

もちろん、高いものは高いですが‥下は165€ぐらいから、バックが買えます。免税もききますし‥二万円あれば、とりあえずグッチのバックが買える感じ。となると、鶴橋の偽物でも、一万、一万五千円はしますから‥そう思うと、さらに安く感じます。

まぁ結局、男がバックなど見てもイマイチわかりませんので、ここで国際電話‥。オカンと元カノに相談して‥言われたままに‥買いました。

今から思えば、半額どころか‥70%OFFぐらいだったかもしれませんね。ボッテガヴェネタでバックを買ってやればよかったなぁ‥日本で30万のが、アウトレットで10万なら、俺の旅費などなどを入れてもおつりがくるわけですね。

つまり、日本で30万で買うのと、イタリアに6泊してアウトレットで買うのと大差ない‥というか、イタリア旅行が付いてくる感じ‥。イントレチャートがなかったんだけど‥買ってやればよかった。

アルマーニも見てみましたが、リバンド真っ最中のサイズに合わせて服を買う気もなく‥結局、オカンと元カノのお土産を買って終了。でも、生産者訪問を終えるよりも、ホッとしましたわ。

うるさいですからね‥買って帰らなければ‥。

んで、12時半だったからのフィレンツェ行きのバスで帰ります。日本人のバイヤーさんらしき方が、アルマーニで大量に買ってはりました‥やっぱ、アルマーニ‥買えばよかったかな‥。

さて‥

フィレンツェに戻りました。祭日ということで、閉まっているお店もチラホラでしたが、逆に観光客は、ハンパなく多い。すごく賑わってました。


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雨です。


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傘持ってってよかった。


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カップルっていいなぁ。


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路地。


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ドォーモの方でなんだか騒がしいぞ。


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なんかの儀式か?


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どんどん人が集まってきます。


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黒山のひとだかり‥。


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あ、結局、パネライの一号店は、開いてるところを見れませんでした。

まぁ、開いてたら、時計を一本買ってしまってたかもしれませんけどね‥。


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ほとんど観光客ばっかりです。


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これはどこだったか‥。


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大和川は‥今日も汚い。


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雨の観覧車‥。


さて‥


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こちらのお店で‥


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ランプレドット。


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やっぱり旨い。


んで‥


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こちらのお店で‥


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ジェラート。

旨いやん!


さて‥


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エノテカには何軒も入りましたが、ここはなかなかよかった。

要はね‥目抜き通りのトスカーナのキャンティもブルネッロもあるよ〜なエノテカで、トスカーナのワインしか置いてないようなところは‥土産物屋ですから‥安くもないし、おもろくもないわけですね。このお店は路地裏にあり、トスカーナ以外のイタリアワインもボチボチ置いてました。価格も比較的良心的‥でも、まぁ‥日本に買って帰るような掘出し物はないですけどね。

んで‥メルマガでの触れますが、ここのショーウィンドーをご覧いただいてもわかるとおり‥泡ものは‥シャンパーニュだったりします。


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真っ暗になってきました。


で‥観光客わんさか‥ですので、みなさん傘をさしつつ‥もう片方の手には、地図を持ってる感じですね。西野嘉高もそうです‥。

で、とある路地裏を散歩してましたら‥北欧のお姉ちゃんがひとり‥地図を見ながら歩いています。特に気を止めることもなく‥西野嘉高の方が歩くの早いですから‥追い抜かしたんです‥

その時‥後ろから‥

シクシクシク‥

ぐっすんぐっすん‥

西野嘉高が振り返りますと‥

北欧のお姉ちゃんが‥


うっそ〜ん!泣いてるし〜!


なんか、シクシクと泣き始めました‥。

路地なもんで‥周りを見渡しても誰もいません‥。

どうやら道に迷った様子‥

英語しゃべれるんやろか‥?

と一抹の不安が過りましたが‥


声をかけようか?かけまいか?

声をかけた瞬間‥

「きゃー誰か助けてー!」

とか騒がれたら‥どうすんねん‥とか。

でも、一向に泣き止まずに完全に固まっとるのを見かねて‥


西野嘉高「あのぉ‥大丈夫ですか?道に迷いました?」

北欧美女「(地図を指さしながら‥)私のホテル‥ココなんだけど‥帰れないの‥(ぐっすん‥)。」


なるほど、やっぱり道に迷ってたわけです。

北欧のお姉さんの地図と、西野嘉高の地図を照らし合わせると‥それほど遠くはない距離‥。


ああああ、なんかええ臭いするわぁ‥

もう、真近で見ると、透き通るような白い肌‥

とても美人です。


西野嘉高「大丈夫。だいたいわかったから‥ついといで‥」


ケナゲに西野嘉高の後ろをついてくる北欧美女‥。


ここで西野嘉高の頭の中に‥ニターっと笑う悪魔が‥。


(そうそう、こんだけ親切にして、ホテルまで送ってやれば‥

 「雨も降ってることですし‥お礼にお茶でも‥」

 と、部屋に通してくれるはず‥。

 なんて絶好のチャンス到来!

 このチャンスを逃すな‥

 北欧美女なんざぁ、しゃべったのも初めてだろ‥

 このままヤッておしまいっ!)


いやいや、そんな下心を持っているわけではない。私も一人の旅行者として、道に迷って泣いている女性を見れば、助けて当然じゃないか‥。

歩く事、5分ほど‥おおよその見当を付けていた場所に‥辿り着くが‥


ほ‥ほ‥ホテルがない‥。


どうやら、俺も迷ってる‥(←あかんやん!)


結局、近くのホテルのロビーで場所を聞き出しましたら‥

スグソコ‥。

それを聞いてホッとした様子で、西野嘉高にお礼を‥。

あまりにもスグソコ‥これ以上‥送るほどの距離でもないんだよなぁ‥。

たった10分程度でしたが‥

名残惜しい‥。

北欧美人は、西野嘉高にお礼を言ったあと‥スグソコのホテルに消えて行きました。


あああああ‥ナンパ失敗‥。(←やっぱり下心あったんだ‥)


ということで、ひとり寂しくホテルに戻ります。


そうそう‥これでよかったんだ‥


きっと、北欧美女の部屋に入ったとたん‥

コワモテのお兄さんが出てきて‥


「われ、ワシのオンナに何しとんじゃー!」


って言われてたんだ‥そう‥きっとそうだ。


心に言い聞かせます。


「日本人って優しい人」と国に帰ったら‥そう伝えてくれ‥。


まぁ、俺が日本人だと理解してくれてるかどうかは別だが‥。


さて‥


フィレンツェで傷心しながらも、やっぱり腹だけは空くんですね‥。


ホテルの近く‥中央市場の入口前のパニーニ屋さんへ‥。


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パニーニを肴に‥安ワインをグビグビ。


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サルシッチャとゴルゴンゾーラと注文したのですが‥


コンビーフとプロセスチーズみたいだった‥。


ワインは、5杯も飲みました‥

そう、傷心からのやけ酒です。


ということで、この日は終了。

明日は、最後の生産者に行きますよっ!



ちなみに‥ネタではございません。

帰国早々‥

元カノ 「どうやった?」

西野嘉高「北欧の姉ちゃんのナンパに失敗した‥」

と報告済みですので、お気遣いないように。









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