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モラトリアム。 [趣味はワインで仕事もワイン...]

モラトリアム‥なんて単語は聞いた事もなければ、使ったこともなかったのですが‥。

wikiで調べてみると「遅延」な意味であり「猶予」な意味合いのようですね。

また、ひとつ賢くなりました。

ヒトの趣味趣向は時代、時間とともに変化していくのは当然であると考えています。かつては、フランスワインや、カリフォルニアワインこそ‥と考えていたのに、今となってはイタリアワイン一辺倒ですしね。

同じイタリアワインの中でも、サンジョベーゼだけではなく、この数年は、様々な品種に興味の範囲も及び、それが好きになってきました。イタリアワインの多様さは、難しいと捕われがちですが、純粋に楽しみながら、イタリアワインを紹介できてるな‥と思います。

もちろん、まだまだ未開拓な品種や、州のワインも少なからず存在します。終わりのない旅に出たような気分‥時として、オプショナルツアーに参加することもありますが、基本的には自由旅行‥そんな感じですかね。

品種や産地だけではなく、醸造方法などのスタイルも趣向が変わってきたかもしれません。フランス‥しかもボルドーを扱っていた頃は、右岸が中心でしたし、カリフォルニアワインは正にそう‥。イタリアワインを始めた当初も、より現代的なものが好みだった‥いや、今でも好きですけどね‥。しかし、どんどんと伝統的なものや、古典的なものがより好きになってきたかもしれません。

熟成に関してもそうですね。最初は、熟成したワインが飲めなかったんですよ。もちろん、今でも若い内のパワフルさも大好きですが、熟れた感じも好きになってきました。

しかし、趣味趣向の変化は、「ぶれ」であるとは考えていません。

別れた女性を嫌いになることがない性格です。

一度好きになった女性は、どんな別れ方をしようが、いまだに好きですからね。

ワインの趣味趣向は、女性遍歴と似たようなところがあるかもしれません。(←どっちも経験浅いのは内緒ですよ)

あるいは、これはモラトリアムなのでは?と思ったりします。

何かに向けての、遅延であり、猶予期間なのかもしれませんね。

その何か‥という到達点はまだ見えていませんし、それを定めようとも思っていませんが‥。

そういう意味で、西野嘉高が突然、ビオな還元香を受け入れる時が来るかもしれません。もちろん、それもモラトリアムの通過点かもしれませんけどね。

実は、イタリアワインこそ、モラトリアムな猶予期間で、その他の国に旅先を変える可能性だってあるかもしれませんし。

ただし、今一度書きますが、選ぶワインに「ぶれ」はないですよ。





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