イル・レオーネ@千林大宮 [趣味はワインで仕事もワイン...]
昨日は遠方から遠路遥々ご来店頂いたお客様と食事をすることに‥。
ならば‥ということで‥
イル・レオーネ
電話:06-6953-2534
住所:大阪府大阪市旭区森小路2-2-10
今や定番とも言える、人参のムース、雲丹、ジュレ‥自家製のオイルサーディン、鱧も旨かったなぁ。
鮮魚‥間違いありません。
これは初めて。パルミジャーノのムース。
なめらかで、パルミジャーノの香り、味‥濃厚ながら、軽やかさもありとても優しいムース。
鯛のアクアパッツァ。トマトの甘味がスープに旨い。
鴨。ほんのりオレンジの風味のソース。添えられたタマネギは皮ごと‥甘い。
砂ズリのコンフィ。食感も素晴らしい。
これが‥
山形牛のカルパッチョ。素材が違いますね‥素材か‥。
ローストにも‥。部位によって味が違うのがよくわかりました。
旨かったなぁ‥。
〆‥いや、オチか?
今週、三食目のイカスミのパスタ‥。
ワインも沢山頂きました。
しかも、御馳走になっていまい恐縮です。
アンスティストゥ・アグリコル・レジョナルのシャルドネ‥こちらは常連のお客様から‥。
(こちらもプチ・アルヴィーヌも飲みましたが‥画像失念)
ヴァッレ・ダオスタ‥素晴らしいですね。この銘柄もぜひ扱いたいクリアな味わい。
ツアーニ・ヴィーニェ2003。これは私物を‥いつぞや頂いたサイン入りボトル。現地現行は2007か2008年な頃合い‥これがめさくさ旨味がでてて‥素晴らしい。
チェレットのランゲ・アルネイス2001。これも私物を‥トロっとして、シェリー香も。白の古酒は只今勉強中ですが、アルネイスが熟成すると‥こうなるんですね。非常に興味深い味‥。
ミケーレ・サッタのジョヴァン・レ2007。こちらも私物‥。ヴィオニエなんです。好きなだぁ‥2007年は綺麗で可憐な印象。
ここから赤が‥凄かった。
御馳走になってしまった‥。
なんて素晴らしい誕生週間なんだろうか‥。
ありがとうございます。
レ・ペルゴレ・トルテの1990年。
しかもリゼルヴァです。
1990年も初めての経験ですが、リゼルヴァも初めて。
ノーマルと、まったく違う印象。ノーマルはエレガントでタイトなサンジョベーゼですが、このリゼルヴァはしっかりとした熟度、密度を感じます。素晴らしいフルーツの香味。とても良い経験をさせていただきました。エクストリームのブルゴーニュ型もバッチリ合いましたね。
抜栓直後から香りも味も開いており、角も取れておりますから、今、第一次(?)飲み頃。ただし、熟成のポテンシャルももちろん‥。
50歳の誕生日に再会してみたい。
ティニャネッロの1979年。このビンテージも初めてのはず。イタリアワイン、サンジョベーゼ、ティニャネロの熟成ポテンシャルの驚かされる。ヒネた香りなど皆無で、ただただ密度は深みを増し、ほろほろとしたハーブ香も複雑にからみあう‥素晴らしいサンジョベーゼ。
ティニャネッロの古酒は、堪りません♪
グラスの中で、深くなったり…終息しそうに思わせたり‥。まだ熟成可能なポテンシャルを秘めつつ、こちらも、今、良い状態でとても旨かった。
コル・ドルチャの1967年のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルヴァ。これまた、ヒネたニュアンスは皆無。旨味な液体。明らかにブルネッロ‥。もちろん飲み頃です。ただ、まだ熟成するんだろうから‥恐ろしい。
いずれも、私が販売したワインを御馳走になってしまい感謝です。
イタリアワインの熟成ポテンシャルは計り知れません。
しかも、いずれもその状態は完璧。
ホッとしました。
良い40歳台が迎えられそうです。
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