西野嘉高のイタリア紀行 2010年 〜モンテファルコ編〜

2010年1月3日（日）


さて‥無事にFolignoに到着。ホームに降り立った西野嘉高に真っ直ぐに駆け寄ってくれたのは‥Perticaia（ペルティカイア）社のオーナーであるGuido Guardigli（グイド・グアルディッリ）氏と、ペルティカイアで働く若きエノロゴ志望なAlessandro（アレッサンドロ）君。

そう、今回の渡伊‥最初の生産者訪問は、モンテファルコ・サグランティーノを醸すペルティカイア社でございます。

定刻の到着でしたし、この駅で降りた日本人（アジア人）は西野嘉高だけでしたからね。先方もすぐに、私が…NISHINO YOSHITAKAであることがわかったようです。一通りの自己紹介を済ませ駅をでます。





そうそう、これがフォリーニョの駅ですよ。近年新築されたのかな？とても綺麗な駅舎でした。アジェンダに向いますが、その前にモンテファルコの街を案内していただくことになりました。車は、グイドさん運転のメルセデスのEクラス（セダン）。アレッサンドロ君は、なんでも、最近、醸造学な大学を卒業したばかりで、ペルティカイア社に入社して数ヶ月‥。グイドさんも、英語を話しますが、英語を話せるアレッサンドロ君もお伴‥というわけです。

ペルティカイアのアジェンダに訪問する前に、モンテファルコの街を見学することになりました。



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フォリーニョから、グイドさんが運転するメルセデスで‥2〜30分だったかな？モンテファルコに到着するまで、終始‥自己紹介的な話題を‥。どんどんと車は丘を登って行きまして、塀に囲まれたモンテファルコの中心部まで‥。車を止めて、モンテファルコ見学‥見学といっても、一周徒歩で30分もかからないような小さな街ですけどね。





こちらはコムーネ広場‥こじんまりとしていました。





この道を進みますと‥展望台というわけではありませんが、小高い丘の頂上にあるモンテファルコの街から、ウンブリア州を一望できました。





なかなかの絶景。天気が良くてよかった。





モンテファルコの街は、とても小さいですが、エノテカもありまして‥チラ見いたしましたが、やっぱりモンテファルコ・サグランティーノがメインな地酒という扱いでした。

さて‥モンテファルコ観光も終え、いよいよペルティカイアのあるCasale（カサーレ）の街に向います。

ちなみに‥生産者が来日しても、ろくに英語も話せない西野嘉高ですが‥気が付けば‥すっかり英語はそれなりに話してました‥^^;。やっぱり、こういう状況に追い込まれないとダメなんですね‥私は‥。

タグ：イタリア紀行2010

鏡。

昨日の帰国後‥そのまま実店舗の仕事に復帰しておりますが‥少々時差ぼけ気味‥やっぱり眠たいですね。それにダルい‥。

しかし、散々遊んできた（と、思われてる。仕事だったんだぞ）ので、しっかり実店舗の仕事もしなくちゃね。

ということで、今日は新年会の配達でした。

やっぱり鏡開きな酒を準備する仕事は、一年の始まり‥気が引き締まります。





ワインの輸入元はアルバイトみたいなもん‥な、飯田さんが所有する‥長龍です。





あら、今年から「締め木」に、鉄製のプレートが付いてます。





あら、いつもはシンプルな「金ベラ」なんですが‥なんか、変わった形になってるぞ‥。左のは西野嘉高のいつも使う釘抜きみたなやつね‥（これで、ワインの木箱を開けてます）


まずは、締め木で、タガを落としていきます。





こんな感じです。一斗樽が一番難しいんです。大きい方が楽。やく1cm弱落とします。





ここに金ベラを突っ込んで‥テコな力学で‥クイっと‥。

でも、この金ベラが、分厚過ぎて使い物になりません。

結局、自分の釘抜きで開けました。





今年も綺麗に開けれました♪





よーし！がんばってイコー！

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西野嘉高のイタリア紀行 2010年 〜ローマからフォリーニョ編〜

2010年1月3日（日）


ローマ観光を終え、ホテルに帰りチェックアウト。スーツケースをゴロゴロしながら、目と鼻の先のテルミニ駅に向います。空港からテルミニ駅までのレオナルド・エキスプレスは、迷うことはありませんでしたが‥25前後のホームのある巨大なテルミニ駅で‥果たして目的の列車に乗れるのか些かの不安がございましたので、9時過ぎにはテルミニ駅構内へ。

目的地であるFoligno（フォリーニョ）までのチケットは、日本で予約しプリントアウトしたもの。列車の番号が記載されてはいるものの‥では、実際にFoligno行き（＝止まり）の列車なのかも不明ならば‥途中に他の駅で止まるのか？も不明‥。

案内版を注視し、列車番号と照らし合わせて‥





私の乗る列車は、アンコーナ行きであることが判明しました。9時50分発‥まだ9時すぎではありましたが、すでに1番線に、その列車は止まっていました。しかし、まだ誰も乗り込んでいなかったのと、イタリアはちょくちょくホームが変わる‥なんて聞いてましたので、しばし、テルミニ駅観光に‥。

地下のスーパーなどを見学したり、コーヒーしばいたりいたしまして‥9時30分頃に1番線ホームに戻ってきました。





もう少し‥モダンな電車かと思ってたのですが‥なかなかクラッシックな趣。すでに、何名かの乗客が乗ってましたので、西野嘉高も乗り込むことに‥。今回は早割を使って24€→17€で1等車に乗りました。車両の前後にはスーツケースなどを置ける場所がありまして、通路を挟んで斜め前の紳士も、そこにスーツケースをポンと‥。西野嘉高は、ちょっと不安でね‥誰かが持って行っちゃうんじゃないか？と‥。実は、自転車用のチェーンキーも持参していたのですが、鍵を通すとこ‥あれへんし‥^^;。こういう時はひとり旅って、困りますね‥荷物番とか‥いないもん。その紳士にも、荷物置き場はあっちだよ‥と、教えていただいたのですが、とりあえず座席まで持ってきて待機。

西野嘉高の座席は、横二列ですが、お向かいがこちらを向いてる‥4人のBOX席だったんです。まぁ満席になるとも限らないし‥。誰も来なければ‥隣か向かえに置いておこう‥な作戦。

と、思ってましたら‥姉・弟‥両親の4人な家族がゾロゾロと私の席へ‥。どうやら、残りの3席は確保したそうですが‥「お父さんは1号車の方にひとりで座るよ‥」うんたらかんたら‥家族会議が始まりました。

きっと、西野嘉高がネイティブであれば、「席‥変わってくれへん？」または「席、変わったろか？」となったのでしょうが‥どうやら、「うーん、このジャポネに何言うてもわからんやろ‥」と言われているような感じです。

お父さんは、ひとりで1号車へ向い出しますと‥推定8歳の弟が泣き出す始末‥。

何か悪いことしたなぁ‥な気分。

なんとか変わってやればよかった‥。

実は、英語で話しかけたのですが‥英語が出来るのはどうやら、お姉ちゃん‥推定14歳で、年頃なもんだから、よくわからない異国の男性と話すのがどうやら‥嫌‥なようでした…^^;。

んで‥こんな家族とテーブル（席）を伴にすることになり、スーツケースは目の届く位置の置き場に放置‥。もちろん、まだ列車のドアは開いてますし、続々と乗客が乗り込みますので、片時も目を離しませんでしたけどね。

さて‥いよいよ出発です。ぶっちゃけ、Folignoまでの間、他の駅に途中停車するのかどうか？もわかりませんでしたので、西野嘉高の右に座ったお母さんに‥速攻で調べたイタリア語で、「Folignoに着いたら‥俺降りるし‥教えてね。ほんだら、お父さん、ここ座ったらええやん」と申しますと、なんとか通じたようで‥「うん、わかった‥」とのこと。

まだ、人を疑うことを知らない推定8歳の弟君は、すっかり泣き止み‥西野嘉高をチラチラ見ています。そして、おもむろに、駅で買ってもらったらしきPSPのゲーム本を取り出し、姉と読み始めました‥途中、お母さんに、新しいなんちゃら‥とか言うゲームを買ってくれ‥とせがんでおりましたが、お母さんは、乗り気でない模様‥。

ゲーム本に飽きたら‥ドラゴンボールとポケモンのカードを‥そして、なんか変なロボットみたいなおもちゃを取り出して遊び出します。

ここで、「それ‥日本のヤツやでぇ〜」と自慢気に話してやろうか‥とも思いましたが、なんせ、推定14歳のお姉ちゃんしか英語が通じませんし‥話したがらないもんで‥しかし、精一杯の交流を試みようと‥日本から持参してたアメちゃんを配ります。そう、生粋の大阪人である西野嘉高は、コミュニケーションのために‥まずはアメちゃんを配る‥という文化が染み付いているわけです。

弟君は、お母さんに「食べてもいい？（≒食べても大丈夫かな？）」と聞きましたら、お母さんは、「食べてもいいよ‥何味か知らんけど‥」な感じ‥それを察知した西野嘉高は（イタリア語できないのにね‥雰囲気でわかるもんだ‥）「牛乳味やで‥」と教えますと、何か安心したようでした。もちろん、「これはお父さんの分ね‥」と合計4個のアメちゃんをあげましたが‥年頃のお姉ちゃんは‥まったく口にせず‥お母ちゃんも弟君にあげる始末‥

まぁエエけどな。

そんなこんなで最初の駅‥Terni（テルニ）に止まりました。



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駅に止まる前に‥ちゃんとアナウンスがあるんですね。ちょっと安心しました。目的地のFolignoは、結局‥二つ目の停車駅でした。アナウンスも聞き取れましたし、お母さんも「あんた、ここで降りるんやで‥」と教えてくれましたので助かりました。結局、ほぼ定刻の11時15分にFolignoに到着したのであります。



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もっと小さな駅かと思っていたのですが、Folognoの駅は、マルケ州へ向うか？ペルージャ‥またはトスカーナ州へ向うかの中継駅のような役割のようで、そこそこ乗り降りがありました。寒かったですが、とても良い天気‥約1時間半、ローマから離れれば、離れるほど‥田舎な田園風景‥。京阪か、近鉄に乗ってる錯覚もありつつも‥ちょっと電車の旅もいいですね♪

さて、ホームに降り立ちました。ホームで生産者と待ち合わせ。イタリアは改札がありませんので、ホームも入り放題ですもんね。しかし、結局、誰が迎えに来てくれるのか？な情報もなく、でも、お互いの携帯番号は交換してましたので…と思ってましたら‥

ホームの先から、西野嘉高の方へ、おじさんと、若者がニコニコしながら近づいてきました。

そう、このおじさんの顔は知ってるぞ‥だって、彼のサイトで見たもん♪

よーし、ここからお仕事モードの始まり始まりです。

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西野嘉高のイタリア紀行 2010年 〜ローマ観光編〜

2010年1月3日（日）

9時50分にテルニミ駅を出発するユーロスターに乗らねばなりませんが、ローマの名所は、一応観光しておきたい‥といの思いから、起床は朝5時半‥。昨晩にフロントで朝食は6時から‥と聞いておりましたので、朝食後、観光を終えたら、ホテルをチェックアウトして電車に乗り込む予定。

6時に朝食を‥と、食堂に向いましたが‥給仕の方には6時半‥と言われてげんなり‥。しかたないので、鍵をフロントに預けて‥テルミニ駅まえひとっ走りして、コーヒーを一杯‥駅をブラブラしながら‥6時半にまたホテルに帰ってきました。

さて‥朝食です。





パンは数種類用意されていましたが、クロワッサン好きなもんで‥。シリアルも食べましたが、シスコーンを連想していた西野嘉高には、甘味がなくて‥ちょっとね。というか、牛乳は日本の方が美味しいかも？乳脂肪分が足りないような気がしました。あと、このホテルはゆで卵がありましたが、要は温かい食べ物があればなぁ‥と。とはいえ、パンも旨いし、なんせコーヒーがおいしく感じられました。





こんなネスカフェのセルフな機械で出すのですが、これでも十分‥違いのわかる男‥西野嘉高でも、美味しいと感じたのであります。

小腹も満たしたし‥さてと、ローマでも観光するかな‥。ホテルを出たのは7時過ぎ‥9時50分の電車なので、西野嘉高の性格的には9時にはホテルに帰ってこないとね。





まだ真っ暗です。





トンネルの灯りが綺麗でした。





だんだん、空が明るくなってきました。





至る所に広場があるんですね。





まだまだクリスマスのイルミネーションが綺麗です。





スペイン広場近くのモニュメント。





路地まで雰囲気あり。





スペイン広場に到着。テルミニ駅近くのホテルから歩いて15分ぐらいですね。西野嘉高以外には、欧米のカップルが一組いてただけで‥閑散としています。まぁその分、ジプシーも、物売りも居てませんけどね‥。ちょっと寂しいですね。心の中では、ミナミのビッグステップと対して変わらん‥という認識でした。





どんどん歩きます。





歩いてるだけでも満足。





スペイン階段から10分ほどでトレビの泉に到着。梅田の地下街にある‥泉の広場という認識。





こちらは、そこそこ観光客が記念撮影してました。みなさん‥お金を投げ入れてましたが‥西野嘉高はケチなので、そんなこたぁしません。





自画撮りパチリ。





どんどん歩きます。





まだまだ歩きます。





おっと、彼方にコロッセオが見えて来ました。





どんどん近くなります。





まさか入りませんが‥何か？町中に‥となると‥大阪球場か‥日生球場を思い出す‥はい、私は大阪人です‥。





スペイン広場、トレビの泉、コロッセオを見たので、もう満足‥ホテルへと帰ります。


途中‥





ガンプラ売ってるし‥





しかも、昨年末に出たばかりの、マスターグレードのガンタンクもある。まぁガンプラにも感動したが、その下見てよ‥グレンダイザーに鋼鉄ジーグやで‥笑





あああ、寿司喰いたい‥。





ローマとも、もうすぐお別れ。





今度はじっくりとね。


ちなみに‥

イタリアでは、あまり声をかけられることはありませんでしたが、ドラゴンポールやポケモン、キティちゃんは氾濫しておりました。日本人を見かけて‥「ナカタ」と言われるのかと思いきや‥

西野嘉高が唯一呼ばれたのは‥

「NARUTO」

でした。

てめーら、人をラーメンの具みたいに言うんじゃねーよっ！

と、心の中で叫びつつも‥日本のアニメが浸透しているイタリア‥ちょっと嬉しく思いました。


ボチボチ散歩がてらに観光をして1時間半ぐらいですね。それほど大きな街ではないんです。

さて‥これから電車に乗って、最初の生産者と駅で待ち合わせです。そう、仕事、仕事。

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