超長期ロードテスト。

まずは、昨年の12月のblog記事をご覧頂こう‥。

一昨々年…つまり三年前の阪急百貨店のイタリア展で試飲販売していた‥パネラッタのヴィンサント2000も、放置プレイな超長期ロードテストも満三年が経過しました。

そう‥抜栓してから三年間の放置プレイ。

もともと、家に持ち帰った時点で半分以下になってましたので‥そこからちびちび‥で量はあとこれだけになってしまいました。







まさか空気など抜きません。

ご存知のとおり、西野嘉高的には、ワインにストレスを与える窒息装置‥バキュバンは一切使いません。

そしてセラーにも入れません。

温度管理は、西野家の移住スペースの温度です。

西野家の台所にひっそりと立てて放置‥。

日に当たることもあれば‥な環境。

そんなデザートワインです。

一昨日から、冷蔵庫に入れておりました。







熟成したとも‥

劣化したとも‥

思えない。

昨年と同じ印象。

グラスに注ぐと（AIちゃん用の極小ボルドー型ですが）ちゃんと香りが広がるし、ちゃんと甘いし、ちゃんと酸もあるし‥。熟成香など皆無だし。

まぁヴィンサントですからね‥。

でも‥三年ですよ‥三年。

ワインって案外強いでしょ。

もちろん、状態はイイに越した事はありませんが、あまり神経質に成り過ぎると‥ワインよりも、飲み手の姿勢の方が弱い‥だから美味しく飲めないこともあるんですよね。

まぁヴィンサントだから‥ですけどね。はやり度数は15度以上は欲しいですね。三年放置するならば‥。まぁ15度あっても普通のワインじゃ三年は無理だろうけどね‥アマローネ的なものなら挑戦したいとも思う。


ちなみに‥

実店舗で試飲できる（俺が居る時だけね）ヴェルモットの古酒。古酒というか、どこかの酒屋で売れ残ったもの‥もちろんセラーには入ってない。

5年どころか‥な世界のヴェルモットは、リキュールの部分はそのままに、ワインの部分だけキレイに熟成しています。

ロッソも、ビアンコも実店舗で試飲が可能です。

俺の居る時に、なんか買えば飲めますので、自己申告で‥。

なんて‥罠だ。

タグ：イタリアワイン

雑感。

とくにblogに書く事もない平和な一日を過ごしております。

本当は、今日‥メルマガを出そうかな‥と思っていたのですが、明日‥二本立てにすることにしました。

ひとつは‥昨日のblogにも書いた、フランツ・ハースのピノ・ネロ。もうひとつは、ネッビオーロ。いずれも、エレガントでチャーミング‥ストレスのない飲み口が身の上のワイン達‥。

楽しみに待ってて下さいまし。

以上‥解散。