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Le Pergole Torte 1997 Montevertine [趣味はワインで仕事もワイン...]


月曜日の勉強会で飲み残した‥(故意です)ペルゴレ・トルテの1997年の二日目の毒味です。

ここからが本当の勉強だったりしますが‥何か?

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ワインの肴は、イタリア土産でいただいた、生ハム(いろんな部位がかためられてる感じね‥ゼリー状あり)と、山羊さんのチーズです。ハムはいい塩気と、食感がよかったですね。チーズは、これまで食べてきたチーズの中で三本の指に入るであろう素晴らしいお味‥これは、もっとトロットロにするべきか、いや、すでにこの状態が旨いんだが‥お乳感がたまりません。

で‥

ペルゴレ・トルテの1997年ですが‥。その前日に2001年(DMG)を飲んでるわけで‥いずれも文句の付けどころのない超優良年なわけですね。1997年の二日目‥初日となんら変わらず‥タンニンと酸が、やはりしっかりと感じられ、まだリリース仕立てのような雰囲気‥これが、本当のリリース仕立ての頃は、かなり硬質だったんだろうなぁ‥と想像させます。きっとミネラルとかがカッチリしてたのかも‥?

しかし、それよりも4年も若い2001年は、熟れた雰囲気でしたよね。熟成香ってのは、ほぼ出てなかったわけですが、タンニンと酸は角が取れ始めていて、その溶け込み、果実味の優しさ‥やわらかさ‥ブラインドでこの両者を飲んでいれば、確実に2001年の方を1997年と勘違いしたでしょうね。

なぜ2001年の方が熟れた感があるのか…?

1)フルボトル(1997年)と、ダブルマグナム(2001年)の違い?

一般に液量の多いマグナム以上(今回の場合はダブルマグナムなので4倍ですね)の方が、熟成のスピードって遅い‥って習った(誰にや‥)ような気がするが‥となると、2001年の方が、4年も若く、4倍も液量があるのであれば‥さらに固く感じてもよかったのにね‥。

フルボトルよりも、マグナム以上の方が、液質にストレスがかからない分やわらかく感じる‥って習った(これは師匠に聞きました)という意味では‥そう‥なんですね。

2)1997年と2001年の違い

これは当然のことながら影響してるでしょうね。いずれも甲乙付け難い超優良年ですが、同じ酒質になるわけもなく‥全体的に(他のワインも‥)2001年はやわらかかったからなぁ‥リリース仕立てから飲めるワインが多かった‥。対して1997年や、1999年は、タンニンがびっしり効いてて、リリース仕立てはポテンシャルは感じるが、固かったもんなぁ‥。

結論を出すつもりはまったくありませんが‥何か?

現時点で、フルボトルとダブルマグナムの1997年と2001年を飲み比べれば、その傾向がわかるかもしれないが‥ボトル差なんじゃね?なんて考え出すと‥じゃぁ何本飲めば統計とれんだよぉ!という話になるわけね‥

つまり結論などでない話ですが‥何か?


それにしても、どっちも旨かった。ある意味、想像上のビンテージ特性が上手く感じられた‥のは間違いない。1997年の二日目は‥結局‥二杯(合計160mlぐらいか)で、あえなく終了。うーん三日目も見てみたかったが‥

飲んじゃったんだから仕方ない‥。

どっちも旨かったなぁ‥‥

ごちそうさまでした。





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